2018年6月21日木曜日

女王も部品?

 今春分蜂した巣箱の前に女王蜂の死骸が落ちていた。
左は働き蜂で、右のちょっと大きいのが女王蜂。
全体が黒っぽくて雄蜂っぽいところがあるが、雄蜂がコロコロと丸っこいのに対し、女王は長細く頭が小さい。
どうやら一昨日の分蜂の後に羽化していた様だ。
しかし羽化しても何か問題がある女王は追い出されてしまうらしい。今まで何度か見た事がある。
この女王も腹を噛みちぎられて穴があいていた。
 今春分蜂の群は女王はどうなった?
夕方になってから中を見てみた。

 一昨日分蜂した割には、蜂数は十分そうだし元気がいい。
一昨日分蜂後に見た時は閉じていた王台が開いていた。
一昨日見た時で一つ王台が開いていたので、女王は羽化したのだろうが、その後もう一つの王台から羽化した女王の方が調子がよかったので、先に出た女王が追い出されたのかもしれない。それとも最後に出た女王が追い出されたのか?
何れにしろ女王という存在は群にとっては必ず必要なものだが、それは絶対のものではない様だ。群にとっての部品の一つみたいなもので、駄目な時には遠慮なく交換されてしまう。
群は女王が支配し女王のためにあるのではない。群一つが巨大な生命体で、蜂はその細胞に過ぎないのかもしれない。
とりあえず無王群にならずに済んだのかもしれない・・・

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